腎臓内科の特徴 主な対象疾患 急性腎炎 慢性腎炎 ネフローゼ症候群 急性腎不全 慢性腎不全 腎硬化症 糖尿病性腎症 血液透析 腹膜透析 慢性腎臓病の治療 腎臓病が疑われる患者さんには、外来で詳細な検尿・採血・超音波検査などを行い、病態の把握を行います。また基幹病院と連携して、腎生検を行うなど診断を進めそれぞれ腎臓病の種類と病状に応じた治療を行います。 食事療法 薬物治療 生活指導 慢性腎臓病の治療としては食事療法、薬物治療、生活指導が中心となります。食事療法は高カロリー、低蛋白、塩分制限が基本ですが、具体的な献立などの説明は医師の指示に基づいて管理栄養士が行っており、制限の中でもよりおいしく、豊かな食生活となるような食事を提案できるよう栄養指導にも力を入れております。薬物治療は腎臓病の種類と病状にあわせて行っていきます。 腎臓は全身を写す鏡です 最も重要な血圧管理のほか、血糖値や脂質異常の是正、尿酸値や電解質バランス、貧血、浮腫の管理など全般的な内科管理も行っております。 その1 血圧管理 その2 血糖値や脂質異常の是正 その3 尿酸値や電解質バランス その4 貧血、浮腫の管理 腎機能の低下した患者さんに対する教育入院 腎不全と診断されたら??様々な疑問がでてくると思います。 どのように生活していけばよいのだろうか、気を付けることは何だろうか? 食事療法とは具体的にはどうすればよいのか? 運動はどの程度しても大丈夫なのか? そもそも腎臓病のことがよくわからない。 この先できるだけ腎臓が悪くならないような生活を安心して送っていただくために 当院では4週間を目安に(入院期間は患者さんの希望に応じて対応します。)教育入院を行っております。特に当院では生活に密接に関係してくる食事を管理栄養士とともに体験いただき、自宅で実践できるような食事指導に力を入れております。また入院中は何度でも相談に乗ります。 透析療法に関して 腎機能低下が進行し末期になると透析療法が必要になります。透析療法には血液透析、腹膜透析の2種類の選択肢があります。患者さん毎の病態、生活スタイルや希望を考慮して最適な透析方法を選んでいただきます。当院では血液透析も腹膜透析のいずれも対応しております。 血液透析、腹膜透析の違いについて